D01 IPBP

D01 IPBP

Image Processing for Brock Printing(Processing Ver. 2.0b6 + ControlP5 2.0.3 libraryで動作確認)

RGB表色系ビットマップ画像を用いて、多色刷りの版画印刷を可能にするソフトウェア。

具体的には、ビットマップ画像を利用者が選んだ1〜12色内で表現できるように処理し、1色ごとの製版データを出力する。

CNC工作機器を用いて合板などに彫り込むことで、凸版を製作することが可能。

 

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操作説明

スクリプトを走らせると、ファイル選択のダイアログが出るので、RGB表色系のビットマップ画像を選択。

尚、PhotoshopなどでCMYKなどの表色系に変更した画像ではソフトウェアが反応しません。

 

まずは矢印にある4,8,12のうち、どれかを選択。これは刷り上がりを何色にするか、つまり何枚の版をもちいて刷るかを選ぶということです。

 

自分の利用したい色を、矢印のプルダウンを用いて入力していきます。このソフトウェアは、デザイナーズカラーさんの絵具に準拠したリストを用いています。

 

矢印のスライダーをいじると、その色の効き具合が設定できます。右へ行くほど強く効くようになります。(デフォルトの値は1.00)

 

各列ごとに、それぞれ入力していきます。

 

矢印のスレッショルドを動かすことで、版に色が乗らない部分=白の部分を増減させることができます。(デフォルトの値は1.00)

気に入ったイメージがつくれたら、SAVE FILEをクリックして保存します。

出力されたファイルには、白黒の画像が、選んだ色ごとに生成されています。これらをCNC工作機器に与えることで、色ごとに分割された版を作成することができます。

 

デモムービーはこちら

 

ソースはこちら

source code (processing)