A18 Building Stones

A18 Building Stones

小石の形状に似せた多面体を生成するソフトウェアを 、Processing で実装した。
プログラムの概要は以下の通り。

  1. 3次元空間内にランダムに配置された複数の点を、Convex hull(凸包)のアルゴリズム(※1)により多面体構造物にする。
  2. 縦方向に積んでいけるように最低でも一対の平行面を持つものだけを対象にSTLファイルとして出力する。(図1)

図1. RhinocerosでSTLファイルを開いた様子

出力された STL データを3D Printing することで、積木が完成する。(図2)
複数の3Dモデルを出力すれば、モデル同士を「積み石」のような感覚で積み重ねて遊ぶ事が出来る。
 
図2. 生成されたSTLファイルを3Dプリントした様子

なお、このソフトウェアはプロダクトデザイン事務所「design office A4」が手がける 積木玩具「tumi-ishi (※2)」から着想を得ている。
※1.Convex hullの実装に必要なlibrary「quickhull3d」の入手先
http://www.cs.ubc.ca/~lloyd/java/quickhull3d.html
 ※2. tumi-ishiについて
http://a4craft.jug em.jp/?eid=231
ソースコードは以下からDL出来る。
source code (processing)